小学校道徳教科書採択:大阪市では日本文教出版

 小学校道徳教科書を採択する大阪市教育委員会会議が8月9日に開かれ、日本文教出版を採択した。

 大阪市では2015年中学校教科書採択で育鵬社の社会科歴史・公民教科書が採択され、また採択に組織的な動きや不正もあった。この背景もあり、執筆陣も育鵬社教科書執筆陣系列の「日本教育再生機構」とつながり、教科書の内容も異質だと指摘されていた、教育出版の採択が特に警戒されていた地域のひとつでもある。

 大阪市でのこれまでの維新政治での教育への介入や攪乱の背景もあり、最悪の状況も想定されただけに、大阪市で教育出版が採択されなかった意義は大きいといえる。

 とりあえずはひとつの区切りではある。一方で2018年には中学校の道徳教科書採択、また2019年には中学校教科書の採択替えと続くことになる。引き続く取り組みも必要になってくる。