兵庫県立龍野高校テニス部事故訴訟、県は争う姿勢

 兵庫県立龍野高校2年生だった女子生徒が2007年、硬式テニス部の部活動の練習中に熱中症で倒れ重体になった事故で、被害者側が兵庫県を訴えた訴訟の第1回口頭弁論が6月16日に神戸地裁で開かれました。

 事故当時顧問教諭は不在で、生徒は顧問から渡されたメモに基づいて練習をおこなっていたといいます。当日の気候を考慮すれば練習は軽めにすべきだった、顧問が立ち会わなかったのは過失などと主張しています。
 兵庫県は「事故は教諭や校長の過失で発生したものではない」などと主張し、争う姿勢を示しました。
 報道によると、意見陳述で「女子生徒の父親は「学校に事故の原因を何度も聞いたが、誠意ある対応は得られなかった。裁判で事実や責任の所在を明らかにし、生徒の命を第一に考える学びやになることを願う」と訴えた」(神戸新聞2010/6/16『兵庫県側が争う姿勢 龍野高部活事故訴訟』より)といいます。
 学校側の不誠実な対応が事態をこじらせたことがうかがわれます。学校や兵庫県教育委員会は責任逃れに終始せず、事件を客観的・公正に解明する立場に立つべきではないでしょうか。
(参考)
兵庫県側が争う姿勢 龍野高部活事故訴訟(神戸新聞 2010/6/16)