担任教諭が児童に「窓から飛び降りろ」、日常的に当該児童へのいじめ・暴力か:埼玉・所沢の小学校

 埼玉県所沢市立山口小学校で4年生を担任している男性教諭(40代)が、担任クラスの男子児童に対して「窓から飛び降りろ」などの暴言を吐いていたことがわかった。この教諭は以前から当該児童に暴力を加えていたことも指摘されているという。

 事件は2017年7月12日に発生した。この児童がクラスの別の児童とトラブルになった際、教諭がこの児童に対し、「今すぐ窓から飛び降りろ」「命が惜しいのか。早く飛び降りろ」などと、校舎3階の教室から飛び降りるよう迫るような暴言を何度も繰り返した。さらに教諭は、「このクラスは34人だったがあすからは33人でやっていこう」などと発言するなどもしたという。

 また教諭は日常的にこの児童に暴力を加えていた疑いも指摘されている。保護者によると、児童は以前から首や背中が痛いなどと訴え、教諭から日常的に首を絞められたり背中を蹴られるなどの暴行を受けていたという。

 保護者の抗議に対して学校側は、暴言の事実を認めたという。保護者はテレビ局の取材に対して、学校とのやりとりを録音した音源を公開している。

 指導にも値しないのは当然であるが、教師以前に人間として問題外レベルの悪質な暴行・虐待・人権侵害である。教師が特定の児童を標的にして常習的にいじめをおこなっていた可能性もあり、断じて許されないことである。

 学校側は事実関係を認めたということだが、このような悪質な行為をする輩が後になって「脅されて無理やりいわされた」かのように自己正当化をかけて居直る事例も、過去に生まれている。2003年の福岡市立小学校・林田真二の児童いじめ事件でも、今回の事件と同様に児童に対して「窓から飛び降りろ」などの暴言や暴行を繰り返したが、のちにモンスターペアレントのでっち上げと居直っての中傷がおこなわれた。

福岡市立小学校教諭人種差別的児童いじめ事件
福岡市西区の公立小学校で2003年、4年生を担任していた教諭・林田真二が担任クラスで、ある特定の児童が外国にルーツを持つことを知り、人種差別...

 そのような事件の二の舞にさせてはいけない。当該教諭には厳しく対処した上、自己正当化や居直りなどをさせる余地を生まないようにすべきである。

(参考)
◎教師が小4児童に「窓から飛び降りろ」(日本テレビ 2017/7/17)