大阪市教委:扇町総合・西・南の市立3高校の統廃合方針決める

 大阪市教育委員会は7月14日の教育委員会会議で、大阪市立高校3校の統廃合方針を、教育委員の全会一致で決定した。

 扇町総合高校(北区)・西高校(西区)・南高校(中央区)の3校を統合し、現扇町総合高校敷地に2022年度に普通科系の新高校(1学年6学級規模)を新設する構想だという。

 大阪市立高校の統廃合については、維新の大阪府政・大阪市政のもとで、大阪府立高校の統廃合構想と連動する形で、2014年度~18年度の5年間で府立と大阪市立をあわせて計7高校程度を廃校・統廃合の対象とするという方針が出されている。

 大阪府の側ではこの方針のもとで府立高校4校が募集停止となり、大阪市側としても早急に統廃合の動きを進めるとして案が出された。

 大阪市では、将来的に高校生が減少する見込みとなっていることから、募集学級数・募集人員が減っても差し支えないなどと判断している。

 しかし大阪市の主張に反して、生徒数減少を口実にした学校統廃合は必ずしも必要ではないと考えられる。少人数学級化などによる募集人数調整によって、教育条件の維持向上などの施策も考えられるのではないか。統廃合ありきの施策には、疑問を感じる。