大分県立高校柔道部暴行訴訟口頭弁論:県は争う姿勢

 大分県立中津東高校で、柔道部の練習中に顧問だった教諭(62)=現在は別の学校に勤務=から暴行を受け脳脊髄液減少症などを発症したとして、同校3年の男子生徒が大分県を相手取って約2390万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が、6月20日に大分地裁中津支部で開かれた。

 大分県は請求棄却を求め、争う姿勢を示した。

 事件は2016年7月に起きた。2年生だった生徒は柔道部で練習をしていた。顧問教諭との乱取りの際、誤って生徒の手が顧問の顔面近くをかすめたことで、顧問が激高し生徒を複数回殴りつけたり床にたたきつけるなど執拗な暴行を加えた。生徒は脳脊髄液減少症や拒食状態などになり、登校できない状態になっているという。

 大分県は「平手でたたいただけ」などと主張した。

 しかし、このような暴行は悪質極まりない。まるで軽微な行為かのように扱うのは誤りである。大分県は対応を改め、被害者側に誠実に対応すべきではないか。

(参考)
◎損賠訴訟 中津東高柔道部顧問体罰 県側は争う姿勢 地裁支部 /大分(毎日新聞 2017/6/27)

スポンサードリンク