舞鶴市立中学校生徒転落事故:いじめ可能性視野に入れ調査へ:京都

 京都府舞鶴市立青葉中学校2年の女子生徒が6月19日に校舎から転落して重傷を負った事故で、舞鶴市教育委員会は6月22日、「女子生徒が自ら落ちた可能性が高い」「いじめがあった可能性も高くなった」と言及した上で、第三者委員会を設置して調査する意向を公表した。

 生徒は6月19日朝の始業時間前、始業前に校舎3階の教室の窓から転落し、腰と左腕を骨折する重傷を負った。部活動中の別の生徒が発見し、教員が119番通報した。意識はあり命に別状はないという。

 その後の調査で、生徒が転落したとみられる3階の教室の窓際には生徒の椅子があり、そのそばには生徒のノートがあった。生徒は椅子を使って窓を乗り越えて転落した可能性が高いとみられる。

 ノートの内容については、6月22日時点の教育委員会の発表では「まずは生徒に状況を聞く必要がある」としてこの時点では非公開にした。その一方で教育委員会は、この生徒へのいじめがあった可能性を視野に入れ、今後の調査をおこなうとも言及している。

 偶発的な転落事故にとどまらず、いじめを理由とした自殺未遂案件の可能性も出てきたことになる。現時点では状況は断片的ではあるが、教育委員会が「いじめがあった」とうかがわせるような情報をつかみ確認作業中であることもほのめかしているような形になっている。いじめの有無や転落事故との因果関係などは、ていねいに調査していくべきではないか。

(参考)
◎転落 女子中生、重傷 始業前、3階教室窓から 舞鶴 /京都(毎日新聞 2017/6/20)
◎舞鶴の女子中生転落 第三者委設置へ 市教委「いじめの可能性も」 /京都(毎日新聞 2017/6/23)