夏休み短縮の動き:テレビニュースで特集

 NNNニュース(日本テレビ系)が2017年6月7日付で、「なぜ夏休み“短縮化”?10日間の学校も」という特集動画を配信している。

 全国の学校で夏休みが短縮される事例があるとして、大分県大分市と静岡県吉田町の事例を紹介している。

 大分市では、災害などで臨時休校になると授業時間数が不足する恐れがあるとして、夏休み期間の短縮を決めたという。

 静岡県吉田町では、1日あたりの授業時数を減らし、その分を教職員の研修や採点など事務作業時間に充てて、教職員の負担や残業時間を減らす取り組みをおこなっているという。減った分の授業時間数は、授業日を増やし、夏休み期間の短縮で確保するとしている。

 さらに吉田町では、2018年度からは1日の授業コマ数をさらに短くして午前中のみ授業の曜日を設定し、これまでの取り組みを拡充する方針を出している。このことによって、夏休みは10日間前後まで短縮される見込みとしている。

 教職員の過重負担や残業などを減らしていくことは、緊急の課題となっている。またその一方で、学習指導要領による授業時間数や指導内容の過密化も、同時に問題になっている形になっている。

 学校でできる範囲の対応をしても、別の意味でのしわ寄せがくることになる。これは、教師の過重負担解消や学習指導要領の内容見直しなど、教育行政という大きな観点からも、様々な角度から検討していかなければならない課題ではないか。