中学校通学路で乗用車危険運転、2容疑者逮捕:大阪

 大阪府門真市の市立中学校そばの通学路で、下校途中の小中学生が多数いるにもかかわらず乗用車を暴走させたとして、大阪府警は5月27日、運転していた少年(19)と同乗していた知人(20)の2容疑者を殺人未遂の疑いで逮捕した。

 事件は2017年5月19日に起きた。下校途中の中学生が多数歩いていたにもかかわらず、中学校西側の道幅の狭い生活道路をクラクションを鳴らしてスピードを上げながら乗用車で走り、接触すれば事故につながることを認識しながら危険運転をおこなった容疑がもたれている。

 容疑者とみられる人物が暴走の様子の動画を撮影し、インターネット上にアップしていた。当時道路には、下校途中の小中学生数十人がいて、アップされた動画では慌てて車をよける様子が映っていた。車と接触した児童生徒や通行人はいなかったが、乗用車と接触しそうになった中学生が、下校後学校側に連絡していた。

 インターネット動画が反響と批判を呼び、5月25日にはマスコミ報道もされ、門真市教育委員会は注意喚起を出していた。またネット上では、関与したとみられる人物の氏名や自宅住所が割り出される騒ぎとなっていた。容疑者らは事件が報道された直後に出頭していた。

 運転していた容疑者は「普段から小中学生が道を広がって歩いていて邪魔だった。思い知らせてやろうと思った。知人の容疑者に動画撮影を持ちかけた」などとして容疑を認めているという。同乗していた知人も動画撮影を認めているという。

 マスコミ報道によると、近隣住民が「当該の道路で、同じ車での危険運転・暴走行為を複数回目撃した」という証言もある。

 容疑者が主張する動機の事実関係がどうあれ、危険運転を正当化できるはずはない。法的にも適正な対応が求められる。

(参考)
◎通学路暴走「邪魔、思い知らせるため」 2容疑者逮捕(朝日新聞 2017/5/27)

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