仙台市青葉区中2いじめ自殺:教諭から2件「体罰」受けたと指摘

 仙台市青葉区の市立中学校2年の男子生徒が2017年4月に自殺し、背景にいじめが指摘されている問題に関連して、死亡した生徒が教員から「体罰」・暴力行為を2件受けていたことが5月19日までにわかった。

 2017年1月、授業中に騒がしかったとして、教諭がこの生徒の口に粘着テープを貼った。自殺前日の2017年4月25日には、別の教諭が授業中、生徒が居眠りしていたとしてげんこつを加えた。

 5月18日になり、別の生徒が保護者を通じて学校側に「体罰」があったと情報を伝えた。学校側は当該教諭に聴き取りをおこない、当該教諭2人はいずれも事実関係を認めているという。

 2回目の「体罰」の翌日の4月26日、生徒は1限の授業終了後にいなくなり、マンションから転落していたところを発見された。背景には同級生からのいじめが指摘されているものの、「体罰」と自殺との因果関係については不明である。

 口に粘着テープを貼ったりげんこつを加えるなど、「体罰」とされる行為の典型的事例であり、指導として極めて不適切なものである。

 いじめ問題の解明とともに、教諭らの行為についても必要な調査と対応が取られるべきではないか。

(参考)
◎<仙台中学生自殺>男子生徒に教員2人が体罰(河北新報 2017/5/19)
◎仙台の中2自殺、教諭2人が体罰 粘着テープで口塞ぐ(朝日新聞 2017/5/19)