加計学園問題「総理のご意向」とする文書:朝日新聞報道

 岡山理科大学などを運営する学校法人加計かけ学園(岡山市)が国家戦略特区を活用して愛媛県今治市に獣医学部を新設する計画について、文部科学省が「『官邸の最高レベルが言っている』『総理のご意向だと聞いている』と内閣府から伝達された」とする文書記録を残していたことがわかった。

 朝日新聞2017年5月17日付が報じている。

 文書には日付や首相官邸幹部の実名・加計学園の名前なども記され、2016年9~10月に作成された文書だと文科省も認めたとされている。

 加計学園の理事長は、安倍晋三首相の友人だという。加計学園問題では、友人関係を利用して利益供与したのではないかという疑惑が指摘され、国会でも取り上げられてきたが、安倍首相は「加計学園から私に相談があったことや圧力が働いたことは一切ない」などと否定してきた。

 加計学園問題は、自分たちのお気に入りの勢力に便宜を図って学校を作らせようとしたとされる構図の共通性から「第二の森友学園問題」とも指摘されてきたが、疑惑が再燃することになる。

 文書の内容通りだとすれば、ひどいと言わざるをえない。

(参考)
◎加計学園の新学部「総理のご意向」 文科省に記録文書(朝日新聞 2017/5/17)