大阪府立今宮工科高校バレーボール部暴力疑惑、顧問教諭は「練習」と主張

 大阪府立高校のバレーボール部で、顧問教諭が練習として部員の生徒に至近距離からボールをぶつけているとされる動画がインターネット上に投稿された問題で、当該教諭は「通常の練習」と話していることがわかった。

 一連の問題があったのは大阪府立今宮工科高等学校(大阪市西成区)。動画は5月14日に撮影されたとみられている。

 学校側は同日中に動画の存在を把握し、翌5月15日に顧問教諭や生徒への聴き取りをおこなった。

 産経新聞ウェブ版での報道によると、当該の顧問教諭は、動画は自分だと認めた上で、通常のレシーブの練習であり「体罰」や暴力などではないと話しているという。また他の生徒にも同じような練習をおこなっていたとも話したとされる。

 動画に映っていた生徒は、練習と認識していたとされている。

 しかしこのような練習は、通常の練習とはいえないものである。至近距離から顔面にボールをぶつける「練習」で、意識不明の重体に陥らせた事件は、何件も発生している。極めて危険な行為である。練習と思い込ませることで異常さに気づかせないようにしているのなら、より悪質である。

(参考)
◎【ボール当て動画】バレー部顧問「指導の一環」体罰当たらない 大阪府立高(産経新聞 2017/5/15)