埼玉県川口市中3女子死亡:背景にいじめあった?

 埼玉県川口市立中学校3年の女子生徒が5月5日に死亡した事件で、この生徒が学校での人間関係のトラブルを訴えていたことがわかり、市教委が第三者委員会を設置していじめの有無を調査する方向を固めた。

 この生徒は5月5日朝、川口市内の歩道橋の下で倒れているのが見つかり、病院に搬送されたが死亡した。状況から、歩道橋から飛び降りて自殺したとみられている。生徒は直前に「部活動のために登校する」として家を出ていた。

 生徒のカバンから、生徒が所属していた吹奏楽部での「人間関係に悩んでいる」というメモが見つかった。また生徒の保護者は、生徒死亡後の聴き取りに対して「生徒がいじめを受けていると聞いた」と話しているという。

 学校側は、2016年秋頃から吹奏楽部での人間関係でのトラブルがあり、指導をおこなっていたことは認めているものの、いじめとしての相談ではなかった、いじめとは認識していなかったとしている。

 事件の事実関係については、現時点では報道の範囲でしかわからない。一方で、いじめをうかがわせるような内容が浮上していることは気がかりであり、詳細な調査が求められる。またいじめとして対処せず「トラブル」として対応した学校側の対応についても検証すべきではないか。

(参考)
◎中3女子、いじめで自殺か 部活の人間関係に悩むメモ(朝日新聞 2017/5/10)
◎埼玉の中学生自殺か いじめの有無調査へ(NHKニュース 2017/5/10)
◎埼玉・川口市の中3女子死亡、市教育委がいじめ調査の方針(TBSニュース 2017/5/10)
◎女子生徒“自殺”…人間関係に悩みか いじめ調査へ(テレビ朝日 2017/5/10)

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