センター試験の隠岐島会場設置は見送り(島根)(読売新聞)

 センター試験が1月21日・22日に実施されます。島根県の隠岐島では、島内に試験場を設けてほしいという声があがっていましたが、本年度もかなわず、フェリーで本土に渡って受験するそうです。

センター試験の隠岐島会場設置は見送り(島根)〔『読売新聞』2006/1/20〕

 この時期のフェリーは海が荒れるために欠航することが多いため、受験生は早めに島から出て、ホテルで5~6泊して受験するそうです。宿泊費用も相当高額になるうえ、またホテルでの宿泊が続くことでの体力的・精神的な影響も考えられることから、島内にセンター試験会場を設けてほしいという声があがっているそうです。

 しかし、試験問題の運搬・保管や、試験監督への事前指導などの問題もあり、島内への会場設置は「準備期間が足りない」として見送られてきたということです。

 国公立大学受験者にとっては必須で、また私立大学でも合否判定材料になることがあるという、センター試験の性質から考えると、できるだけ居住地の近くで受験できるような形式での試験実施が望ましいのではないかと思われます。

 センター試験実施会場をみると、「センター試験受験のために会場近くへの宿泊が必要になる」という地域は、隠岐島だけにとどまらず全国でかなりの数があります。

 既存の試験会場から遠く、また一定のまとまった数の受験者がいる地域では、地域からの要求に応じてできるだけ試験会場を増設するのが望ましいのではないかと思います。ただ、準備にかかる手間や人員という問題もありますが…。