愛媛天窓転落事故、伊予市と被害者との和解成立へ

 愛媛県伊予市立郡中小学校で2007年に発生した天窓転落事故で、伊予市議会は4月28日、松山簡裁の調停案を受け入れ被害者側との和解に応じることを全会一致で可決しました。

 和解案は、市が被害者側に賠償金を支払い、また市立小中学校で同種事故の再発防止策をとるなどとしています。これで被害者側への和解が成立する見込みとなります。
 事故は2007年3月にしました。授業の一環で屋上を使用していた際、6年生(当時)の男子児童が天窓から転落し重傷を負いました。
 刑事処分としては、当時の校長に対し、2010年2月までに業務上過失傷害罪で罰金の略式命令が確定しています。また授業を担当していた担任教諭や校舎管理責任者の副参事も業務上過失傷害容疑で書類送検されましたが、起訴猶予処分となりました。
 校舎天窓からの転落事故はこの事件のほか、東京都杉並区立小学校(2008年6月発生、2010年4月9日校長と授業担当教諭に罰金の略式命令)、鹿児島県霧島市立小学校(2010年4月8日発生)と全国的にも相次いでいます。いずれも授業の一環として屋上を使用していた際に発生した事故でした。
 このような事故を未然に防げるよう、再発防止策を徹底し、安全な学校づくりを検討していくことこそが重要です。
(参考)
◎伊予の郡中小・児童転落:元児童側と市、和解へ 調停案受け入れ /愛媛(毎日新聞・愛媛版 2010/4/29)

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