中学校道徳教科書、8社が検定申請へ

 中学校で道徳が2019年度より「特別の教科」に移行されることに伴い、初めてとなる教科書検定に、8社24点の検定申請があったことが、4月28日までにわかった。

 今後、検定の審査を経て、合格した場合は採択の手続きがされることになる。検定結果発表は2018年3月頃、採択手続きは2018年夏頃と見込まれる。

 道徳の教科書については、2017年3月に検定結果が発表された小学校の道徳教科書の検定内容では、「国や郷土を愛する態度」として、教材の物語に「友達の家」の設定で出てくる「パン屋」が「和菓子屋」に修正されるなどの内容が強い反響を呼んだ。

教科書検定:小学校道徳教科書の初検定は?
 3月24日に発表された2016年度教科書検定の内容。「特別の教科」となる小学校道徳についての教科書については初めての検定となり、検定内容も...

 中学校の教科書検定でも、愛国心だけに限らず、「家族像」など各内容に関して、国が一方的に押しつけるようなモデル像が押しつけられるのではないかという、似たような内容が起こりうることも予想される。

 今後の動向に注視したい。

(参考)
◎中学校道徳の教科書検定に8社申請(産経新聞 2017/4/29)