浦安事件:民事控訴審判決は3月24日

 千葉県浦安市立高洲小学校の養護学級で2003年、担任だった教諭がクラスの児童に対して日常的に暴行・わいせつ行為などの児童虐待を繰り返していた問題、いわゆる「浦安事件」の民事訴訟控訴審が1月25日に結審しました。判決は3月24日13時10分から、東京高裁822号法廷の予定です。

 1月25日の口頭弁論の様子やその後の報告集会の様子が、JanJanニュース2010年1月28日付『浦安・女児わいせつ事件 3月24日高裁判決言い渡しへ』で掲載されています。

 この事件では、加害者の自宅から児童ポルノ・犯行で使用されたと被害者が訴えたのと同じ特徴を持つバンダナなどが押収されていることなどの状況証拠もあります。また加害者はこの事件以前から不適格教員とされ、2001年に勤務していた印西市立小学校・2002年度に勤務していた浦安市の別の小学校でも問題を起こすなどしていることが明らかになっています。

 加害者本人は事実関係を一部認めながらも「事実無根」「冤罪」などと主張し、刑事裁判では加害者の暴力・わいせつ行為を事実上認定しながらも「無罪」にしてしまいました。

 この事件でも被害者は多数います。加害者の行為によりPTSDを発症した被害者・不登校や転校に追い込まれた被害者などもいます。

 またある被害者は後遺症で極度の男性恐怖症になり、実の父親すら怖がるようになって両親は離婚を余儀なくされました。言い換えると、加害者の行為によって、両親には何の非もないにもかかわらず家庭崩壊に追い込まれた形です。

 被害者のうち1家族が民事訴訟に訴え、一審千葉地裁で2008年12月24日、加害者の暴力・わいせつ行為を認めて賠償を命じる判決を出しました。しかし「事実誤認」などとして浦安市や千葉県が控訴しました。

 また加害者側からの中傷や攻撃も、同種事件と比較して悪質だといえます。作成者は完全匿名を貫いていても、加害者しか知りようのない内容を交えていたり、加害者と同姓同名で住所も一致する人物(参考:当時の新聞報道)が運営すると称するネットショップと相互リンクしているなど、加害者本人が関与しているとしか思えない、事件正当化・被害者中傷ブログがインターネット上で確認されています。

 またこの事件では、当ブログも加害者側からの嫌がらせ・人権侵害の被害を受けることになりました。

 当ブログについても、すでに明らかになっている資料を基にして「浦安事件」の記事を書いたところ、加害者の関係者と思われる者(加害者本人の可能性も高い)から「事実無根の誹謗中傷」などと嘘の通報がFC2ブログにおこなわれました。

 FC2ブログは事実関係を確認することなく、2009年3月上旬、通報者の嘘を鵜呑みにして該当記事を非表示にしたうえ「再公開すると凍結する」などと脅迫までおこないました。FC2ブログに事実関係を示して不当措置を撤回するよう抗議しましたが全く無視されました。

 やむを得ず特設ブログ「浦安事件・ブログ運営妨害問題」を開設し、(1)不当に非表示にされた記事の再掲載、(2)事件そのものの事実関係に関する資料をより詳細に掘り起こして記載、(3)不当削除の経過公表、の措置をとることにしました。

 JanJanニュースの記事によると、困難もありながらも訴訟の経過は良い方向に進んでいるとのこと。一審では認められなかった部分も含めて、少しでも良い判決が出ることを強く願います。

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