憲法の「内心の自由」説明が処分対象?都立高校

 東京都教育委員会は6月9日、入学式・卒業式での「日の丸・君が代」の扱いをめぐり、生徒に対して憲法19条の内心の自由を説明したことなどを「不適切な指導」として、都立高校教員7人を厳重注意処分にしたということです。〔『しんぶん赤旗』2006/6/10


 処分を受けたうちの一人の社会科教員は、憲法一九条は「思想・信条・良心の自由」を保障しており、「『君が代』を歌いたい人は歌い、歌いたくない人は自分の思想・信条に従って判断して結構です」と説明(『しんぶん赤旗』2006/6/10)したことが、処分の理由となったということです。
 憲法19条の「内心の自由」について学校で教えることが処分対象となる――東京都のやり方は、反民主主義的なばかげた措置だといわざるを得ません。
 また、1999年の国旗・国歌法制定の審議の際、当時の政府は「式典等において起立する自由もあれば起立しない自由もある」と答弁しています。東京都の処分は、政府答弁とも矛盾するものです。
 東京都が処分に踏み切ったことについては、撤回を求めたいと思います。