足立区でまた学力テスト不正発覚:東京

 東京都足立区教育委員会は1月22日、2009年12月15日に実施した都教委の学力テストに際して、区立竹の塚中学校で試験監督を務めた教員が生徒に対して答案の誤答部分を指さすなどしていたと発表しました。

 1年生の数学の試験監督をしていた男性教員が、生徒に対して誤答部分を指さしながら「解き直しをした方がいいんじゃないの」などと声をかけていたということです。

 足立区では2007年にも同様の事件が発覚しています。当時は学力テストの成績で予算を傾斜配分するという方針が出されていましたが、この影響で撤回されています。

 一方で足立区では、区の学力テストの学校別成績を公表しています。また学校選択制を導入していることも重なり、テストの成績や学校別順位が学校選択制での選択動向を左右する要因になるという問題があります。

 これらのことから「テストの成績・順位」を学力のすべてかのように矮小化した競争を生み出す火種がくすぶっています。今回再びこのような事件が発覚したことは、必然的だといえるでしょう。

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