内浜中学校生徒自殺事件:見舞金支給決定

 福岡市立内浜中学校1年生だった男子生徒の自殺事件(2009年1月発生)で、独立行政法人・日本スポーツ振興センターが遺族に対して、死亡見舞金1400万円を支給する決定を1月12日付でおこなっていたことがわかりました。

 死亡見舞金は同センターの災害共済給付制度に基づくものです。
 この自殺事件では自殺の背景に、当時担任だった教諭の「体罰」・暴力があったことが指摘されています。しかし福岡市教育委員会は自殺と「体罰」との因果関係を認めていません。
 日本スポーツ振興センターは「個人情報」として詳細を明らかにしていませんが、過去の事例に基づく見舞金算定基準から考えると、「体罰」との因果関係を保留したまま「登下校中の死亡事故」と扱ったものだとみられます。
 お金で単純に換算できるような問題ではないとはいえども、見舞金支給決定については当然だといえます。しかし「体罰」との因果関係を認めていない可能性が高いとみられることなど、不十分な点もあります。自殺と「体罰」との因果関係についてはもっと深く解明されていかなければなりません。

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