全国学力テスト:「非抽出校は参加見送り」表明相次ぐ

 抽出式に変更した上で2010年4月に実施される全国学力テストについて、北海道札幌市や岐阜県の4自治体が「抽出から漏れた学校はテストに参加しない」という意向を示していることがわかりました。

 札幌市では「予定されている抽出率でも、市全体の傾向は把握できる」としています。また岐阜県の4市からは、学校現場への負担やテスト結果をどう生かせばいいのかなどの問題が指摘されているということです。
 これらの自治体の判断は妥当だといえます。
 全国学力テストは、一人一人の学力把握という意味でも、全体的な傾向把握という意味でも中途半端です。というより、元々地域や学校間の競争を目的に導入されたのだから、一人一人の学力状況把握・全体的な傾向把握ともに本来の目的ではなく、いわば後付けでとってつけたものに過ぎません。
(参考)
◎全国学テ 非抽出校は不参加 札幌市教委「学力把握は十分」(北海道新聞 2010/1/14)
◎全国学力テスト:4市「抽出外」なら不参加 担当者「事務量増える」 /岐阜(毎日新聞 2010/1/14)

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