大阪府が独自学力テスト導入へ:市町村別結果公表前提

 大阪府教育委員会は1月13日までに、府内の公立小中学校全校を対象にした独自学力テストを導入する方針を固めたということです。

 全国学力テストが抽出方式に変更されたことを受けたものです。2010年度は試験問題作成が間に合わないとして実施は見送りますが、2011年度より実施を予定しているということです。市町村別結果の公表を前提にしているということです。
 しかし財政的には壮大な無駄であり、また教育的観点からは無意味を通り越して有害といっても差し支えないレベルになることは、この間の全国学力テストをめぐる騒ぎからも明らかです。
 市町村の結果を公表することで平均点ばかりに目を向けさせ、学力向上を「テストの平均点向上」という狭い意味に矮小化することで本来の意味での学力がないがしろにされることになります。
 このような学力テストの導入は、全国学力テストの失敗を繰り返すことになるだけです。橋下徹大阪府知事はじめ推進派は「失敗」だということにすら気づいていないのでしょうが…。
(参考)
◎大阪府が独自学力テスト、市町村別に公開へ(読売新聞 2010/1/13)

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