埼玉柔道部重体事故:東京高裁判決確定へ

 埼玉県立越谷総合技術高校で2002年に発生した柔道部重体事故の東京高裁判決(12月17日)について、埼玉県は12月25日までに上告を断念することを決めました。学校側の過失を認定して約1億740万円の損害賠償を命じた判決が確定します。

 判決確定ということでほっとしました。
 埼玉県は「被害者の救済を優先させた」として判決を受け入れたということです。一方で、高裁逆転判決が出るまで争ってきた、被害者は勝訴判決が出なければ救済されないというのも、考えてみればおかしな話です。もっと早い時期に手だてはとれなかったのでしょうか。
 裁判の結果については、全国各地で同種事故再発防止のための教訓として役立てるようにしていかなければなりません。また事故発生後の行政の対応についても再検討が加えられなければなりません。
(参考)
◎県立高の柔道事故訴訟:県が上告断念「救済を優先」 /埼玉(毎日新聞 2009/12/26)

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