学校閉鎖の振替授業「塾で欠席」認めるも是正指導で撤回:茨城・古河市

 茨城県古河市立古河第一中学校で、新型インフルエンザで学校閉鎖となった分の振り替え授業日を冬休みに設定した際、塾の冬期講習と重なる場合は塾に行った生徒も登校扱いにすることをいったん決め、古河市教委から指導を受けて撤回していたことがわかりました。

 同校では11月に学校閉鎖で臨時休校になり、振り替え授業を冬休み初日の12月25日と最終日の1月7日に計画しました。学校側は「先に決まっていた塾の冬期講習への影響を避けよう」とする名目で、塾の冬期講習参加者も登校扱いにすることを決めました。
 学校教育法や文部科学省の通知などでは、フリースクールなどへの登校を出席扱いにすることは認めているものの、一般的な学習塾については出席扱いにすることを想定していないということです。このことから古河市教委が是正指導をおこない、学校側も撤回したということです。
 なお学習塾側は、学校の振り替え授業に支障が出ないように冬期講習の日程をずらすなどして対応しているということです。読売新聞の記事によると、「「生徒には学校を優先するよう指導している」と口をそろえている。」と強調しています。
 学校側の対応は公教育の根本を否定するものです。このような措置をとること自体、学校関係者の発想なのかにわかには信じられないという思いです。
(参考)
塾で欠席「登校扱い」はダメ インフル振り替え授業(共同通信 2009/12/24)