幼稚園滑り台での事故、不起訴処分に:広島

 広島県廿日市市の私立くすのき幼稚園で2008年11月、年少児クラスの女児(当時3歳)が滑り台で遊んでいた際、上着が滑り台の手すりに引っかかり、上着で首が絞まって窒息死する事故がありました。この事故について広島地検は12月22日、業務上過失致死容疑で書類送検された園長と担任教諭2人の計3人を嫌疑不十分で不起訴処分にすることを決めました。

 上着が手すりに引っかかる危険性について予見は困難だったなどと判断しました。また園児らの行動について、常時くまなく監視する義務があったとは認められないなどともしました。
 事故のあった手すりは、棒状の出っ張りがあったと指摘されています。この結論は、遺族側にとっては納得できるものではないでしょう。
 この事故では民事訴訟も並行しておこなわれていますが、同種事故防止のためにも、事実関係を徹底的に究明していくことこそが求められています。

スポンサードリンク