衣・食に事欠く児童・生徒も:養護教諭が告発

 東京新聞(埼玉版)2009年12月22日付に『給食ない夏休み怖い 保健室で衣服洗濯も 養護教諭の見た子の貧困』という記事が掲載されています。

 記事によると、家庭の貧困やそれに伴う保護者の長時間労働のあおりを受け、保護者が子どもの世話をする時間がなく、就学援助を受給してもなお衣・食に事欠く児童・生徒が増えていることが、養護教諭らから告発されています。
 記事では、給食が主な栄養源で「夏休みが怖い」と話し、夏休み明けには体重が大幅に減少して持病も悪化していたというケースが紹介されています。また月2回程度しか家に帰れない父親がたまに帰宅すると生活費をおいていくものの生活費が切れると子どもたちは何も食べない日が数日続く、自宅の電気を止められたため学校内の洗濯機で養護教諭が洗濯をおこなっている、1枚の体操シャツをずっと着続けている、自宅で風呂に入れない生徒を保健室で洗髪、などの深刻な事例も紹介されています。
 記事で実態を話している養護教諭は「家庭内ホームレス」と形容していますが、これはもはや最低限の生活すら保障されていない状況で、深刻な社会問題としてとらえなければならないレベルでしょう。公的な問題としてとらえ対策を講じていかないと、問題は深刻化する一方です。

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