東京都、「小1プロブレム」「中1ギャップ」対策で教員増へ

 東京都教育委員会は12月17日までに、小学校1年・2年と中学校1年を担当する教員を増員する方針を決めました。いわゆる「小1プロブレム」や「中1ギャップ」への対策だということです。

 東京都はこれまで少人数学級には否定的で、全国で唯一少人数学級を導入していませんでした。一方で東京都教委の調査で「小1プロブレム」「中1ギャップ」が深刻化しているという結果が出たために、あくまでも臨時的・例外的措置としながらも、対策として教員増員を図ることにしました。小学校2年については、大半の学校で小学校1年から2年に進級する際にクラス替えをしないために対象に加えています。
 増員された教員の配置方法は、学校や区市町村教育委員会が具体化します。学校や区市町村教育委員会の方針によっては、少人数学級も可能になるということです。
 曲がりなりにも教員増員の必要性が認められ、少人数学級の実現もありえるという状況になりました。現状では臨時的・例外的な措置と位置づけられていますが、今後はこれらの措置を正式なものへと切り替えていくように求めていく取り組みも重要になってくるでしょう。