横浜市立奈良中学校柔道部事件「不起訴不当」議決

 横浜市立奈良中学校柔道部暴行事件(2004年12月24日発生)で、生徒に柔道技を執拗に加えて重傷を負わせた田中秀昌・柔道部顧問教諭=横浜市立上郷中学校に異動=について、横浜第一検察審査会が不起訴不当の議決をおこなっていたことが12月11日までに判明しました。

 不起訴不当の議決は12月2日付でおこなわれました。傷害罪での起訴は困難と判断したものの、「休憩せずに技をかけ続ければ重大な結果を引き起こす可能性を予見できた」などと指摘して業務上過失傷害罪を適用すべきと指摘しました。

 この事件は、「練習」を装ったリンチの疑いも指摘されています。傷害罪の適用が困難と判断された点については残念ですが、それでも不起訴不当の議決が出たことについては歓迎できます。

 ただ業務上過失傷害罪の公訴時効まで2週間を切っています。実際に起訴に至るかどうかは予断を許さない状況です。

 適正な措置を強く求めます。