児童虐待事件で初の裁判員裁判:神戸地裁姫路支部

 兵庫県小野市で2009年4月に男児の遺体が冷蔵庫から見つかり、その後「2007年7月に母親とその再婚相手が虐待を加えて当時4歳の児童を死亡させ冷蔵庫に遺体を隠した」ことが判明した事件で、継父(35)に対する神戸地裁姫路支部での裁判が12月9日から始まりました。

 児童虐待事件での裁判員裁判は初めてだということです。なお母親の裁判は分離公判となっています。
 被告は児童を死亡させた事実や遺体を隠した事実などについては認めたものの、「しつけのための『体罰』だった」などと主張しているということです。
 児童虐待をおこなう人物が「しつけ」だの「体罰」だのと言い訳することは珍しくありません。特に示し合わせているわけでもないのに、どの事件でも「しつけ」「体罰」だから正当かのように言い立てるのが常です。しかしどうみても暴力であり虐待でしかありません。
 今回もまたこのような「その場限りの言い訳」がなされたかと思うと、やりきれません。事実関係を解明した上で、厳正な処分を望みます。