暴力教師に停職6ヶ月:秋田県

 授業中に生徒に暴力をふるったとして、秋田県立男鹿海洋高校の男性教諭(30代)が停職6ヶ月の懲戒処分になりました。処分は2006年6月6日付。


 秋田県教育委員会などによるとこの教諭は、「2006年5月のダイビングの授業中、体調不良のために見学していた男子生徒に対し、プールに入れと説得した。その際、男子生徒の発言に激高してその場で押し倒した上、その直後に校内の実習室に連れ込んで執拗に暴行した」ということです。被害を受けた生徒は、首や顔などに軽いけがをしたということです。
 このような「体罰」・暴力事件は、残念なことですが、全国各地の学校でかなりの頻度で発生しています。同種の「体罰」・暴力事件では全国的にはせいぜい文書訓告か戒告までで、「停職6ヶ月」は生徒に重傷を負わせた例か長期にわたって執拗に暴力を繰り返した例がほとんどだったということを考慮すると、秋田県教育委員会の今回の「停職6ヶ月」の処分は画期的なものだといえるでしょう。
 もっとも、「体罰」や暴力自体が、決して許されるものではありません。このようなことをおこなった教師に対する「停職処分・懲戒免職処分」も含めた厳しい処分は当然ですが、それ以前に「『体罰』・暴力事件は絶対に起こしてはならない」という空気を作り出すことも重要になってきます。