虐待致死傷罪の新設を求める署名運動

 児童虐待の厳罰化をめざし虐待致死傷罪の新設を求める署名運動「ひまわり署名プロジェクト」がメディアで紹介されています。

 関西テレビ『スーパーニュースアンカー』2009年11月30日放送「虐待を断ち切るために…聖香ちゃん事件を教訓に」、産経新聞2009年12月1日付『【西淀川女児遺棄】「虐待致死傷罪新設を」事件きっかけ署名活動』で紹介されています。
 「ひまわり署名プロジェクト」のウェブサイトや報道によると、大阪市西淀川区で2009年4月に発覚した虐待死事件の加害者に殺人罪が適用されなかったことに疑問を持った、神奈川県川崎市在住の女性らが立ち上げたプロジェクトだということです。加害者が被害者を殺したことは明白なのになぜという疑問が、虐待そのものを取り締まる法律が必要という確信へと変わり、プロジェクト発足に至ったということです。
 確かに、家庭や児童福祉施設等での児童虐待(学校教育で教師がおこなう虐待行為には「体罰」という別の用語があてられますが、これも本質的には児童虐待と共通のものです)では、加害者の行為はきわめて重大で悪質であるにもかかわらず、加害者が法律の穴に救われた形になって、法的には小さな扱いしかされないという形になることも珍しくありません。また世論の一部には、虐待やそれに類する行為を正当化するような風潮もあります。
 子どもの人権を守り、被害に遭う子どもをなくしていくためにも、虐待致死傷罪なども検討されてしかるべきではないでしょうか。

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