文科省調査:2008年度いじめ認知件数減少・いじめ自殺3件

 文部科学省は11月30日、2008年度の「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」について、結果を公表しました。

 調査は2008年度の児童・生徒の暴力行為、いじめ、出席停止、自殺、教育委員会が受け付けた教育相談の結果についてまとめられています。
 暴力行為は増加傾向にあり、逆にいじめ認知件数は減少傾向にあります。公立小中学校での出席停止は46件あり、うちいじめを理由としたものが1件ありました。
 児童・生徒の自殺者は136人(小学校0人、中学校36人、高校100人)です。自殺理由は「不明」が73人(約54%)となっている一方、いじめ自殺が3人(中学校1人、高校2人)、「教職員との関係での悩み」2人(中学校1人、高校1人)、「友人関係での悩み(いじめを除く)」4人(中学校1人、高校3人)となっています。
 統計ではいじめ認知件数が減少している形になっていますが、統計に表れていないところでのいじめもあるのかもしれません。また自殺問題についても、自殺理由が「不明」に分類された中にはいじめ自殺や、教師からの「体罰」や過度の「指導」を苦にしたものもあるのかもしれません。