「体罰」放置5年間で25件:福岡市教委

 福岡市で2004~08年度の5年間で、教師の暴力(いわゆる「体罰」)を教育委員会や学校が把握していたにもかかわらず、教育委員会内で教職員の処分を検討する部署へ情報が回らなかったために処分がおこなわれなかったケースが、少なくとも25件あったことがわかりました。

 中には平手打ちで鼓膜を損傷させたものなど、悪質なものもあったということです。
 福岡市では「体罰」報告は、児童生徒・学校への指導を担当する学校指導課と、教職員への処分を担当する教職員課の両方に報告することになっています。しかし学校指導課のみに連絡が行き、また教育委員会内部で部署間の連絡が不十分だったため、教職員かが事実関係を把握せずに処分を放置した形になったということです。
 福岡市では「体罰」防止を訴えるリーフレットを作成したばかりですが、その一方でこういうことが起こっていました。「体罰」に甘い体質がまた浮き彫りになりました。
(参考)
◎連絡怠り体罰教師の未処分25件…福岡で5年間(読売新聞 2009/11/19)