大阪府立高校授業料値下げの意向:大阪府知事

 橋下徹大阪府知事は10月22日、大阪府立高校の授業料を全国平均並みに引き下げたいという意向を表明しました。


 公立高校授業料については政府の基準額が設定され、通常は基準額と同額程度におさまっています。しかし大阪府では2000年度以降、府の財政難や公立高校の特色化などを反映して、政府基準額より高い授業料が設定されています。
 2009年度全日制の場合、大阪府立高校の授業料は14万4000円となり、政府基準額(全日制11万8000円)よりも2万6000円高くなっています。
 政府は公立高校無償化として授業料相当額を支給することを固めています。その一方で、政府の基準額よりも授業料が高い大阪府では「基準額を越える分は政府支給を受けられない可能性がある」として、授業料を引き下げて実質無償化をしたいということです。
 ただでさえ他地域よりも高い学費に加えて不況などの影響も重なり、大阪府では授業料減免や滞納などのケースが他府県と比較して突出しています。授業料問題の解決は緊急課題です。
 橋下知事の教育政策には疑問符のつくものも多々あるとはいえども、授業料値下げに関しては大歓迎です。現状では実現可能性は不透明な面もありますが、早期の実現が期待されます。