「ツタヤ図書館」で利用者が読めない装飾用洋書を大量購入?

 山口県周南市に開設予定の「ツタヤ図書館」問題。インターネットメディア「ビジネスジャーナル」がこの問題について取材した記事『ツタヤ図書館、お飾り用の読めない洋書購入に巨額税金投入…高さ9mの棚に固定』を出している。

(海老名市民・南室勝巳氏撮影)  来年3月、山口県周南市の徳山駅前にオープン予定の新図書館に、またひとつ疑惑が持ち上がった。  この図書館を空間プロデュースから&

 記事では、タイトルの通りの内容が紹介されている。周南市の「ツタヤ図書館」では、館内の書架の装飾のために「ダミー本」を公費で大量購入する問題が指摘されてきた。

「Thinkstock」より 「まったく、人をバカにした話だと思いますよ。152万円も出して、ダミー(偽物)を3万5000冊も買って並べるというのですから」  &
ツタヤ図書館、「ダミー本」3万5000冊を約152万円で購入計画:山口・周南市
 公共図書館の民間委託・指定管理者制度導入に伴って出現している「ツタヤ図書館」。山口県周南市に新規開設する「ツタヤ図書館」の問題点が、ネット...

 これだけではなく、洋書についても「ダミー本」と同じ目的で購入することがわかったという。高さ8.8mの書架のうち、上部5m、幅17メートル、14段にわたって、装飾用の洋書を配置して固定するとされている。この洋書は装飾用で読むことができず、また高い場所に固定することで地震の際の落下が不安などの内容が指摘された。

 周南市やツタヤを運営するCCCは詳細な見積額を明らかにしていないが、記事での試算によると、推定1万2000冊の装飾用洋書購入費用と設置費用などをあわせて約2000万円ではないかと指摘している。

 利用者が手に取って読めない本を1万冊以上、推定2000万円もかけて公費で購入するなど、いったい何を考えているのか、税金の無駄遣いや私物化ではないかと批判されるべきものである。

 このようなことになった背景については、図書館内で展開するスターバックスコーヒーや書籍・文房具販売スペースのために書庫をつぶして開架スペースにしたのではないか、そのために雰囲気作りをしたのではないかということが指摘されている。図書館としては、本末転倒なものである。