全国学力テスト見直しに否定的な「読売」社説

「読売新聞」2009年10月18日付社説に「全国学力テスト 性急な見直しは禍根を残す」が掲載されています。


 同社説では「性急な見直しは疑問」などとして、全国学力テストの抽出調査への変更は拙速だとして疑問視する見解を発表しています。
 しかし経過をたどると、全国学力テストの導入こそが拙速でした。もともと学校間・地域間の競争と序列化を目的にして導入が構想されたものでもあり、導入が具体化すればするほど問題点が表面化しました。しかし推進派は問題点を無視して導入した形になっています。また実際に導入したあとも、次々と問題点が明らかになっています。
 拙速な導入で問題点が拡大しているものをすぐに中止・見直ししても、それは被害拡大を食い止めることにはなっても、逆に「拙速な見直しで禍根を残す」と批判するのは当たらないのではないかといえます。