全国学力テスト、40%の抽出調査へ

 文部科学省は10月15日、2010年度の全国学力テストについて、40%の抽出調査にする方針を決めました。


 現行の学力テストでは、全数調査にするメリットは一切みられません。教育行政の資料という意味なら抽出調査で十分です。また全数調査により、学校間の競争と序列化の問題が顕在化しています。
 問題点改善という意味では、抽出調査への変更を歓迎します。
 抽出率を最大でも数%程度にまで下げても統計資料としては大丈夫なような気もしますし、また現行の全国学力テストそのものを廃止してもいいという思いもあります。しかし今回の措置は、少なくとも現行の全国学力テストの救いようのない状態からは一定の改善が期待できるものだといえます。