内浜中学校自殺事件:福岡市議会の質問

 福岡市立内浜中学校1年生だった男子生徒が2009年1月、教師からの「体罰」を苦にしたとみられる自殺事件がありました。この問題について10月9日の福岡市議会決算特別委員会で質問がおこなわれました。


 議会質問によると、「当時の担任が遺族からの電話に出ない」「教育委員会の職員は遺族への弔問を避けている」などが指摘されています。
 一方で市教委は「指導と自殺との因果関係を認めることは難しい」という答弁に終始したということです。
 そういえば当方にも、匿名ながらも中身を読むと学校関係者か地域住民ではないかとうかがわせるような内容で、この事件に関する奇妙な「情報提供」メールが届いたことがありました。発信元は福岡県内でした。
 メールは私信であり公開前提のものではないことから、ここで詳しく紹介するわけにはいきません。差し障りのない範囲で要点だけかいつまむと「自殺理由は学校以外にある」などとする内容を書いていました。
 議会質問にしても当方に届いた「情報提供」メールにしても、自殺の原因に教師の「体罰」、すなわち学校側の対応が指摘されているにもかかわらず、事実関係の詳細な解明以前に「個人的な問題ということにしたい」という結論が先にあるのではないかと感じます。
 また自殺と「体罰」との因果関係を仮に保留したとしても、学校や教育委員会が遺族を避けるような行動をとるのは、人道的見地からみてどうなのかという疑問があります。
(参考)
◎福岡・中1飛び降り:原因は依然「不明」--市教委 /福岡(毎日新聞・福岡都市圏版 2009/10/10)