2007年度全国学力テスト開示命じる判決:鳥取

 2007年度の全国学力テストの鳥取県内の市町村別成績開示をめぐって、「市民オンブズ鳥取」が開示を求めて訴えていた訴訟で、鳥取地裁は10月2日、鳥取県の非開示処分を取り消して開示を命じる判決を出しました。


 鳥取県教育委員会は当時、「学校序列化・過度の競争につながる」として開示を拒否しました(鳥取県は2008年12月に情報公開条例を「改正」し、2009年度以降の市町村別結果開示を可能にしています)。
 しかしオンブズ側は「県教委は、全国学力調査が始まる以前に実施していた県独自の調査結果を開示していたが、教育現場に悪影響は生じなかった」などと主張しました。
 しかしオンブズの主張は当てはまりません。県独自の調査結果の開示で、成績のふるわなかった教科の担当教員がつるし上げにあって転勤に追い込まれたという事例が報告されています。
 開示に伴う悪影響は明らかです。