幼稚園プール溺死事故、学校法人などに賠償命じる判決:横浜地裁

 神奈川県大和市の私立大和幼稚園で2011年7月、当時3歳の児童がプールで溺れて死亡した事故について、両親が園などに約7300万円の損害賠償を求めた民事訴訟で、横浜地裁は4月13日、両親側の訴えを認め、幼稚園を運営する学校法人と当時の園長・担任教諭に対して計約6200万円の損害賠償を命じる判決を出した。

 この問題では担任教諭が1人で担当していた上、遊具の片付けなどに気をとられて目を離していた間に事故が起きたことや、幼稚園側が当時新任だった担任教諭に対して、児童の安全に関する指導が不十分だったことなどの問題点が指摘されていた。

 刑事事件としては、担任教諭は罰金の有罪判決を受け、当時の園長は無罪となっている。

幼稚園プールでの溺死事故、元園長に無罪判決
 神奈川県大和市の西山学園大和幼稚園で2011年7月、当時3歳だった男児がプールで溺死した事故をめぐり、業務上過失致死罪に問われた元園長の女...

 刑事事件としての判断や民事訴訟の経過はそれぞれの判断点があるものだが、児童が亡くなるという重い事実があることには変わりがない。児童の安全確保のために何をしていくべきか、判決の内容も教訓にしながらていねいに考えていくべきではないだろうか。

(参考)
◎プール事故で幼稚園側に賠償命令 6千万円、横浜地裁(共同通信 2017/4/13)

スポンサードリンク
スポンサードリンク

フォローする