熊本地震で給食センター被災の益城町、1年ぶりに学校給食本格再開

 熊本県益城町の町立小中学校で4月12日、熊本地震の影響で中止になっていた温かい学校給食が1年ぶりに再開された。

 2016年4月14日深夜と16日未明の2度にわたって大きな揺れを記録した熊本地震では、益城町の給食センターも被災し、調理が不可能になった。給食センターの再建は2018年度に予定しているという。

 町内の小中学校では、パンと牛乳の簡易給食を経て、配送弁当方式での学校給食が続いていた。熊本市や御船町などの協力を受け、5校分は熊本市の調理施設から給食を配送する・残る2校分は御船町の施設を借りて調理する形で再開されることになった。

 報道では、温かい給食再開に喜ぶ児童の声が紹介されている。「地震のあと一括購入した弁当を昼食にしていましたが、同じメニューが続くと食欲が出なくなる児童もいました。温かい給食だとみんなよく食べてくれて安心しました」(NHKニュース)、「昨年度は食べる間も話している児童が多かったが、今日は食べることに集中している」(毎日新聞)とする教員の声も紹介されている。

 大震災からの復興が少しずつ進み、震災前の日常が戻りつつあるという意味でも喜ばしい。また給食の内容によって、子どもの状況が変化するということも示している。子どもにとっても食育の観点からも、温かい学校給食の重要性を示しているものだといえるのではないか。

(参考)
◎熊本地震 益城町で給食本格再開(毎日新聞 2017/4/12)
◎できたて給食、小中7校1年ぶり再開 施設損壊の益城町(産経新聞 2017/4/12)
◎熊本地震被害の益城町 小中学校で温かい給食再開(NHKニュース 2017/4/12)
◎1年ぶり〝温かい給食〟 益城町の小中学校で再開(TKUニュース 20177/4/12)

スポンサードリンク