全国学力テスト:宮城県では少なくとも77校が事前対策

 『河北新報』2009年9月23日付『全国学力テスト 小・中4割が事前対策 宮教組調査』によると、宮城県内の小中学校少なくとも77校で全国学力テストの事前対策がおこなわれていたことがわかりました。宮城県教職員組合の調査によるものです。


 授業時間を使い、過去問題や模擬問題を解かせるなどしたということです。また半数近くの学校で、学力テスト対策のために授業や学校行事に影響があったと教職員が感じているということです。教職員からは「テスト実施と対策で授業が遅れる」「対策プリントの準備が大変だ」「結果についてプレッシャーを感じる」などの意見が出されているということです。
 鳥取県の学校でも事前対策がおこなわれていたことが明らかになったばかりですが、同様の事前対策は宮城県でも明らかになったことになります。
 「学力テストは児童・生徒の現状を判断するもの」という原則論からいえば、点数を上げるための事前対策などそもそもありえないはずです。しかし事前対策をおこなうということは、全国学力テストは児童・生徒の現状を判断するものではなく、結局学校間・地域間の点数競争をあおり立てるものにすぎないということになります。