全国学力テストで「事前対策」少なくとも7校で:鳥取

 鳥取県教職員組合の調査によると、県内の小中学校少なくとも7校で、全国学力テストの事前対策がおこなわれていたことがわかりました。


 「テスト直前の春休みや新学期初めに前学年の学習内容を復習させた」「前年度の学力テスト問題を印刷し、事前に解かせた」などの事例が報告されているということです。また「復習に時間を費やしたので本来の学習が進まなかった」という報告もあがっているということです。
 昨年度の調査では事前対策実施は0校だったことから、学校別成績開示が決定したことを受けての「対策」だとみられます。
 全国学力テストの成績開示が、学力概念の一面化・通俗化と学校間の競争を生みだし、学力テストの点数向上のための「対策」をとるという状況が浮き彫りになっています。
 事前対策の実施は予想されていたこととはいえ、やはり発生していたのかという印象です。現行方式での全国学力テストは有害なだけであるということを、改めて示しています。
(参考)
鳥取、小中7校で学力テスト対策 成績開示が影響か(共同通信 2009/9/23)