全国学力テスト:大阪府内の7市町で成績非公表の方針

 全国学力テストの成績公表について読売新聞社が大阪府内の自治体に調査したところ、7市町で非公表とすることがわかりました。


 過度な競争や序列化を避けるなどが非公表の理由となっています。昨年阪口善雄市長自らが公表の動きを懸念する見解を出した吹田市では、今年も引き続き非公表となっています。
 また、岬町は「数字だけに着目するのではなく、総合的に結果を分析する」、忠岡町は「町域が狭く、公表になじまない」などとしています。
 公表するという自治体でも、「設問別成績のみ公表し、府平均や全国平均と容易に比較できる教科・分野別平均点は公表しない」「自治体内に複数ある小学校については公表するが、1つしかない中学校については公表しない」などの措置をとるところもあります。
 地域別の平均点を公表しても、地域別の競争をあおる風潮が出るだけです。これは机上の空論などではなく、実際に各地で発生していることです。
 また根本的な問題として、現行の全国学力テスト自体が、競争と序列化を図る目的で導入されたものです。教育行政としての資料作りや一人一人の到達点の測定などを目的にしたものではありません。現行のやり方での全国学力テストは廃止すべきです。
(参考)
学力テスト、大阪の7市町が今年も非公開…知事と溝(読売新聞 2009/9/11)