森友学園学校設置認可審査:大阪府「手続き上の瑕疵はない」

 学校法人森友学園が設置を計画していた私立小学校「瑞穂の國記念小學院」(大阪府豊中市)の認可申請をめぐり、大阪府の審査基準では認められていないにもかかわらず大阪府私学課が借地利用を前提に審査を進めていた問題で、大阪府は4月6日までに、私学課幹部職員への聴き取りの結果「手続き上の瑕疵はない」と結論づけたことがわかった。

 検証結果については、府庁内での最終調整を経て、追って正式に公表するとしている。

 明らかに大阪府の責任逃れ・責任転嫁のための結論ありきとしか思えないような、ひどい内容だといえるのではないか。

 大阪府の審査基準では、校地は原則自己所有としている。しかし森友学園の場合は、借地、しかも審査時点では校地を交渉中で正式に確保していない土地を前提にしていた。さらに、借地でも例外として認められる場合があるものの、借地部分には校舎が建てられないにもかかわらず校舎を設置する計画で審査されていた。

 明らかにこんなもの、正常な手続きとはいえない。手続き上の瑕疵どころか、故意に手続き基準を無視してでも便宜を図っているとしか考えられないものである。

 森友学園の問題については、学校設置認可申請が正式に提出される前から、橋下徹前知事・松井一郎知事や、府政与党の大阪維新の会に関連する政治家の怪しげな動きが多く指摘されている。

 そういう政治的な動きを背景にして、露骨に手続きを無視するような対応がおこなわれたのではないか。

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