仙台市中2自殺、第三者委員会が調査結果を答申

 仙台市立南中山中学校(仙台市泉区)2年だった男子生徒が2016年2月に自殺し、背景にいじめが指摘された問題で、仙台市教育委員会が設置した第三者委員会は「いじめが自殺に至った理由の一つ」とする調査結果をまとめ、3月29日付で市に答申した。

 調査では、所属していた部活動でからかわれるなどの行為があったことをいじめと認定した。また、直接的な遺書などは見つからなかったものの、自殺の前日にSNSに「この世を去ることにしたよ」と投稿していたことを認定した。

 それらのことから、生徒は精神的苦痛を募らせて自殺に至ったとした。

 その一方で、いじめに関与した生徒については「関係する生徒から事情を聴けなかった」として特定されないままとなっている。またほかにも、成績の悩みなども精神的苦痛の理由とした。

 一応いじめは認定したものの、認定は不十分ではないかと感じる。まるで「いじめはなかった」かのように扱われる恐れがあるとも危惧されるような内容でもある。

 いじめという前提に立って、ていねいに対応していかなければならない。

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(参考)
◎仙台、中2自殺「いじめが一因」 第三者委が答申(共同通信 2017/3/29)
◎中2自殺はいじめが要因の1つと答申 仙台(NHKニュース 2017/3/29)

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