生まれつき髪が茶色い生徒に「地毛証明」?

 インターネットニュースサイト「J-CASTニュース」が、「高校入学前の「地毛証明書」ってアリ? 「狂ってる」「生徒守るため」反応二分」とする記事を、2017年3月25日付で配信している。

   高校入学前に「地毛証明書」の提出を求められた――。ツイッターでのこんな投稿が話題を集めている。髪を染めたり、パーマなどをしたりしておらず、生まれつきの髪の毛であると証明するためのものだというが、投稿者は「狂ってる」と嫌悪感を露わにしている。

 ツイッターで、中学校教師と思われる投稿者が「高校進学が決まった生徒が『地毛証明書』の提出を求められた」とする投稿をおこなった。その投稿には地域や学校を特定する内容は記載されていないが、投稿を読んだ人からは強い反響があったという。

 J-CASTニュースが取材を進めると、教育委員会レベルでは各学校の個別の判断としているものの、複数の学校で独自に「地毛証明書」を提出させるケースがあることを確認したとしている。

 「地毛証明」とか、いまだにこんなことしているのかと、愕然とする。人権侵害ではないか。

 生まれつき髪が茶色っぽい生徒に髪を黒く染めるよう強要して問題になった事例は、各地の学校でいくつかあった。そういうことを防ぐための「地毛証明」だというが、このことによって新たな人権問題を生んでいることにもなる。そもそも髪の色に関して「指導」するという根本的なところから、見直さなければならないのではないか。

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