愛媛県松山市では「つくる会」教科書不採択

 愛媛県松山市教育委員会は8月11日に教科書採択をおこない、中学校社会科歴史的分野について東京書籍版を採択しました。

 松山市では教科書採択委員会の答申に基づき、採択の最終候補を東京書籍と「新しい歴史教科書つくる会」の扶桑社・自由社の3社に絞り込んでいました。
 教育委員会での審議の結果、「記述が分かりやすく地域学習も重視しており、子どもたちが学びやすい」として全会一致で東京書籍版に決定しました。東京書籍版は前回2005年に引き続いての採択となります。
 扶桑社・自由社が最終候補に残ったということは、一歩間違えれば採択の危険性もあったことをも意味しています。しかし教員や保護者の声・学問的見地などを反映し、「つくる会」関係の教科書を採択しなかったことについては大歓迎です。
 ただ「つくる会」の策動はいまだに続いています。今回は妥当な結果になったとはいえども、自分たちの政治的思惑を押し通すためにはあらゆるルール違反もいとわないような団体です。2年後の採択の際には採択の俎上に載せないような取り組みも必要になってくるでしょう。
(参考)
◎中学歴史教科書 松山も東京書籍版(愛媛新聞 2009/8/12)