補助金1000万円を不正受給か?森友学園系列の保育園

 大阪市は3月8日、森友学園の系列保育所「高等森友学園保育園」(大阪市淀川区)が籠池諄子園長の勤務実態を偽り、常勤・専従の園長配置に対して支給される補助金約1000万円を不正に受け取っていた疑いが浮上したとして、調査を開始した。

 森友保育園を運営する社会福祉法人肇國舎は、学校法人森友学園の籠池泰典(籠池康博)理事長が同社会福祉法人の代表を兼任し、施設長(園長)は籠池氏の妻の籠池諄子(籠池真美)氏となっている。

 森友保育園は常勤・専従の園長配置に対する補助金を、2015年度に約562万円、2016年度に約509万円、2年間あわせて約1071万円を受給していた。

 大阪市では認可保育所の施設長の配置について、「常時、実際にその施設の運営間の業務に専従できる者」(大阪市「認可保育所の開設運営について」大阪市こども青少年局保育施策部保育企画課・2016年1月版)と定めている。

大阪市「認可保育所の開設運営について」大阪市こども青少年局保育施策部保育企画課・2016年1月版

大阪市「認可保育所の開設運営について」大阪市こども青少年局保育施策部保育企画課・2016年1月版

 しかし籠池諄子園長は塚本幼稚園副園長を兼任し、常勤・専従の園長という条件を満たしていない疑いが浮上したという。

 森友学園問題の一連の大きな軸は、「大阪府の不可解な認可適当答申のプロセス」と「学校用地に関連しての国有地の不明朗取引」ではある。この問題と同時に、これ単独でも重大な問題となりうる、森友学園関連の幼稚園や、関連法人運営の保育園での、虐待疑惑やヘイト・保護者への暴言や嫌がらせなどの不適切な対応が次々と明るみに出ている。

 補助金の不正受給疑惑まで浮かび上がっていることになる。これについても、解明しなければならない。

(参考)
◎「森友」保育園、補助金1000万円不正受給か(読売新聞 2017/3/9)

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