水泳飛び込み事故、指導教員が普段から失敗を揶揄する発言:鳥取

 鳥取県湯梨浜町立羽合小学校で2016年7月、6年の女子児童が水泳の飛び込みの際に頭を打って頸椎損傷のケガを負い、手のしびれなどの後遺症が残っている事故に関連して、指導教員が日常的に、飛び込みがうまくできない児童を揶揄するような発言を繰り返していたことがわかった。

 事故当時は教員2人が指導にあたっていたが、うち一人の男性教員は指導の際に日常的に、飛び込みがうまくできない児童4人に対して「腹打ち三銃士」「腹打ちの女王」などと揶揄するような発言を繰り返していた。

 湯梨浜町教委の調査によると、児童33人がこの発言を聞いていたという。うち7割以上の児童が「言われた児童がかわいそう」などと思っていたと訴えている。

 また負傷した女子児童も、この教諭からの発言を聞き「失敗したら自分も同じようにいわれる」とプレッシャーを感じていたという。

 町教委は、教諭の言動が事故の遠因になった可能性もあるとみているという。

 そもそも水泳での飛び込み指導自体が危険性が高いとされ、授業では原則禁止になっていたのではという問題もある。そのこととは別個の問題として、児童がうまくできるように指導するのではなく、失敗を揶揄しおかしなあだ名で呼ぶような対応など、極めて問題ではないか。

 教師によるいじめと批判されてもやむを得ないし、児童間のいじめをも誘発しかねないような、極めて不適切といえる言動ではないか。また、教諭の言動が事故の遠因になったという見方についても、成り立ちうるものだと感じる。

(参考)
◎飛び込み苦手な児童に教員が不適切発言 事故招いたか(NHKニュース 2017/3/4)

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