入試調査書改ざん問題初公判、当時の校長が全面否認:静岡

 静岡県立天竜林業高校(浜松市天竜区)で2006年、元天竜市長が当時の校長に対し、当時同校に通っていた孫の入試調査書の成績を志望大学の推薦入試受験基準に届くよう改ざんするよう依頼したとされる問題がありました。虚偽有印公文書作成や加重収賄などに問われた元校長の初公判が7月28日に静岡地裁浜松支部でおこなわれ、元校長は改ざん指示も現金授受も全面否定しました。

 一方で静岡県教育委員会は改ざん指示の事実を認定し、この校長についてはすでに定年退職していたため処分できなかったものの、改ざんに関与した教諭を懲戒処分にしています。また現金を渡した元天竜市長については、すでに罰金70万円の略式命令が確定しています。
 また公判では改ざんをおこなった教諭らが証人として出廷し、改ざんを指示されたことを証言しました。
 事実関係は多くの状況証拠から明らかなように感じますが、より深く究明されなければならないでしょう。問題の根は深いといえます。
(参考)
◎天竜林業高前校長、起訴事実を全面否認 大学推薦入試「調査書改ざん指示してない」(読売新聞 2009/7/29)